まほろ駅前多田便利軒作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/28メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 114回この商品を含むブログ (374件) を見る「犯罪に加担してるやつを見かけたら、おまえどうする？」 「放っとく」 便利屋家業を営む…

悶絶スパイラル作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2007/12/01メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (101件) を見る三浦しをんの小説を3冊読んで、エッセイはどんな感じなのかなと、読んでみた。 …

私が語りはじめた彼は作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/05/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (136件) を見るこの本、冒頭の部分が、目をふさぎたくなるようなシーンが引用されていて、立ち読みしかけて…

私たちには物語がある作者: 角田光代出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/04/28メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (22件) を見る角田光代の小説は少し読んだけど、どうも好きになれない部分があって 有名な作品も読まないままでいる。 …

ベター・ハーフ (集英社文庫)作者: 唯川恵出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/09/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (33件) を見る夫婦について考えさせられる本の第2弾として、読みました。バブル期に青春、恋愛を謳歌した二…

スイートリトルライズ作者: 江國香織出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (109件) を見る江國香織の作品は、何度か読みかけて、なんか合わなくて途中でやめてしまった覚えがあって、その後…

あなたとわたしの物語作者: 小手鞠るい出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る新宿の高層ホテルのカフェにやってくる、 いろいろな立場にある人たち。その時間に偶然居合わせてすれ違っ…

スコーレNo.4作者: 宮下奈都出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/01/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (39件) を見る職場の人に勧めてもらった本。 1人の女性、三人姉妹の長女麻子の、幼い時代からスタートする。思春期を経…

長谷川〓二郎画文集 静かな奇譚作者: 長谷川〓@56FD@二郎,土方明司出版社/メーカー: 求龍堂発売日: 2010/03/01メディア: 大型本購入: 4人 クリック: 219回この商品を含むブログ (21件) を見る以前読んでここでも紹介した洲之内徹の本http://d.hatena.ne.jp/m…

1Q84 BOOK 3作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/04/16メディア: ハードカバー購入: 70人 クリック: 2,125回この商品を含むブログ (644件) を見る かなり時間かけて じっくり読みました。これは ゆきてかえりし物語だ。主人公が、異界に行き…

エンキョリレンアイ (新潮文庫)作者: 小手鞠るい出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/02/26メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る小手鞠るいの作品は何冊か続けて読んでいました。 主人公の大学生花音（かのん）が、本屋さんの絵…

日本人の知らない日本語作者: 蛇蔵,海野凪子出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/02/18メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 43人 クリック: 654回この商品を含むブログ (276件) を見る日本人の知らない日本語2作者: 蛇蔵,海野凪子出版社/…

箔を押した上から、絵の具を何種類も何回も重ねていくうち、こんな感じになってきました。 何度も重ねていくうちに、平面だった画面が、平面ではあるのですが、だんだんと、その世界が 奥行きを持ちはじめる。絵の具と筆と画面の関わり方で、無限のマチエー…

洲之内徹が盗んでも自分のものにしたかった絵作者: 洲之内徹,洲之内コレクション「気まぐれ美術館」出版社/メーカー: 求龍堂発売日: 2008/06/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (13件) を見る表紙絵の猫にひかれて思わず手に…

時を刻む砂の最後のひとつぶ作者: 小手鞠るい出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/05/28メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る小手鞠るいの作品をひき続き読んだ。この表紙のオブジェ、なんかいいなあ。マツバラリエ作 とある…

別れのあと作者: 小手鞠るい出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る小手毬るいの 前回読んだ「欲しいのはあなただけ」よりこちらのほうが、良かった。タイトルどおり、別れに至る道と、そ…

欲しいのは、あなただけ作者: 小手鞠るい出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/09/18メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (12件) を見る小手毬るいの作品はこれがはじめてだったと思う。 馴染みのある京都が舞台だったので、リアルに情景を…

フラミンゴの家作者: 伊藤たかみ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (13件) を見る実家の水商売を手伝うバツイチ男。元妻が入院したため、離婚後会っていなかった思春期の娘を預かることに。。。…

八月の路上に捨てる作者: 伊藤たかみ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/08/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (136件) を見る135回芥川賞受賞作 先に「カンランシャ」を読んでこの作者を始めて知り、続いてこれを読んだ。…

カンランシャ作者: 伊藤たかみ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/06/23メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る本との出会いは不思議です。この作者についてはまったく知らなかったのですが（135回芥川賞受賞の作家）図書館で本…

ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)作者: 紺野キリフキ出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2008/02メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (25件) を見るつまらない本しか置いてない図書館である。職員もたてものもへんてこ。…

命のバトンタッチ 障がいを負った犬・未来 (イワサキ・ノンフィクション)作者: 今西乃子出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 2006/12/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る図書館で待っていた小5の次男が、熱心に読ん…

ドルフィン・キッズ―子供のように笑い、イルカのように生きる (トムソーヤBOOKSシリーズ)作者: 高橋実出版社/メーカー: サンクチュアリ出版発売日: 1996/03/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る著者が小笠原諸島へ行き、イル…

すっぴんは事件か?作者: 姫野カオルコ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (18件) を見る先日読んだ「ミツコ」が面白かったので、図書館で姫野カオルコ棚を物色して見つけてきました。 彼女の小説…

女の子がいないので飾ってないけど、はがき絵に描いたものだけここに載せてみました。 昔、母が子供の頃、座敷にとても大きくて豪華な雛壇が飾られていたそうです。 でも、子供だった母はそれが怖くて、夜になると座敷を横切るの時には走って通り抜けていた…

ひと呼んでミツコ (集英社文庫)作者: 姫野カオルコ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る面白いから読んでみ、と人から勧められて読みました。姫野カオルコの作品は、短編のホラーを読んで、次に長編を…

イッツ・オンリー・トーク作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/02/10メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (143件) を見る東京蒲田が舞台。精神を病み、貯金で暮らす主人公。周りには、議員候補に居候、鬱病のやくざ・・読…

袋小路の男 (講談社文庫)作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/11/15メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 27回この商品を含むブログ (86件) を見る川端康成文学賞を受賞した作品。 高校時代から続く思いを胸に微妙な距離を保ったままの2人。作…

海のふた (中公文庫)作者: よしもとばなな出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/06/01メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (69件) を見る故郷の西伊豆に帰って、大好きなかき氷屋を一人ではじめた主人公まり。寂れてしまった街を、自分…

海の仙人作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/08/28メディア: 単行本 クリック: 29回この商品を含むブログ (135件) を見るこの著者の作品は「沖で待つ」を以前に読んでいたのだった。 でもあんまり印象に残らなくて、読んだことも忘れていた…