破天荒の浮世絵師 歌川国芳展

没後150年記念 破天荒の浮世絵師 歌川国芳

開催期間:2011年09月06日(火)〜2011年11月06日(日)

【前期展示:豪快なる武者と妖怪】
9月6日(火) − 10月2日(日)
【後期展示:遊び心と西洋の風】
10月6日(木) − 11月6日(日)

後期の展示を観にいきました。
前期の 武者と妖怪が観たかったのですが。。
以前に 伊勢丹で 浮世絵猫だらけ 展 で 妖怪猫は観ていましたが。。
http://d.hatena.ne.jp/mitsu5/20100618/1276871278

でも 後期の 西洋の絵画を取り入れた作品や きつねたたぬきが描かれたものや
しゃれっけ 遊び心の作品は 面白かったです。

お上からの様々な禁止令や弾圧にも負けず 新しい方法で主張しつづけた国芳
国芳を慕う弟子が数多くいたというのもうなづけます。

それにしても 国芳のデッサン力は凄いな と思っていたら
やはり無数のクロッキーのようなものをしていたようです。
才能の上の更なる努力が このすばらしい作品を生み出したのですね。

そして その生きた繊細な線を 生きたまま、版木に彫り それを刷る、
現在では再現できない 神業的な職人芸が支えていた 浮世絵って やはり世界に誇れる芸術品だと思いました。