ひなまつり


女の子がいないので飾ってないけど、はがき絵に描いたものだけここに載せてみました。
昔、母が子供の頃、座敷にとても大きくて豪華な雛壇が飾られていたそうです。
でも、子供だった母はそれが怖くて、夜になると座敷を横切るの時には走って通り抜けていたのだとか。
「お顔がぼんぼりに照らされてピカピカ光って、お飾りも揺れているみたいで、ほんとに怖かったなあ・・」と
。その立派なお雛様、私も見てみたかったけど、空襲ですべて焼けてしまったそうです。

女の子の成長を願い幸せを祈るひなまつり、過去の少女たち、お雛さんや、お人形、に思いを馳せてみる日でもあります。

お人形にまつわる話で印象的だったこの本を紹介しておきます。

りかさん (新潮文庫)

りかさん (新潮文庫)

女の子にとってお人形とは、こんなにも深いつながりのあるものになり得るのだとあらためて感じました。
私も幼かった頃、大好きだったお人形と一心同体みたいに過ごしていた時期があったのを思い出しました。