日本画

東山 魁夷 青の風景

東山魁夷 青の風景作者: 東山魁夷,東山すみ出版社/メーカー: 求龍堂発売日: 2006/07/01メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (11件) を見る 東山 魁夷 の作品は 中学生の時 教科書にエッセイと共に紹介されていて その時知りました。 その文…

市展

地元の市美術展に50号の作品を出品しました。 今回は琵琶湖の湖上に浮かぶカヌー。画面の大半を水が占めています。 これが まず小さいサイズでの小下絵の最初。 この線描きを50号の大きさに拡大して 草稿を作ります。 途中で画家の友達に絵を見てもらったら…

PooKa+ 酒井駒子 小さな世界

酒井駒子 小さな世界 (Pooka+)作者: 酒井駒子,Pooka編集部出版社/メーカー: 学研プラス発売日: 2008/06/03メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 54回この商品を含むブログ (55件) を見る「よるくま」の絵本から その後酒井駒子は 飛躍的に世に出て 今では世…

妖怪画

毎年開催される妖怪祭りでは 妖怪画を募集されます。 市内の保育園 幼稚園 小 中学校までの部と 高校生以上の一般の部があり 以前は我が家の子供達も応募していましたが 今年は 子供達は もうええわ ということで 私だけで応募しました。 今回は優秀賞をいた…

 訃報

以前にここの日記で紹介した↓ http://d.hatena.ne.jp/mitsu5/searchdiary?word=%2A%5B%C6%FC%CB%DC%B2%E8%5D月二回、絵教室をさせていただいていたこと。 その生徒さんが、先日急逝されました。 まだまだこれから一緒に絵を続けてゆこうと、そうできるものだ…

絵教室

月2回、個人のお宅に伺って、絵教室をしています。 今年で四年目になります。生徒さんは、病気が原因で半身に麻痺が残る方。動くほうの左手のみで描かれます。 リハビリ入院中に初めて絵筆を持たれ、絵の楽しさに目覚められたそう。 リハビリと楽しみのため…

写生

日本画次の作品は、息子達をモチーフに描くことにしました。 夏休みに入って、子供たちが家にいる時間が長くなるので、その時間に 写生をしておこうと。 息子2人にそれぞれの宿題をさせながら、その前に座って 宿題指導(見張り、叱咤か?)を兼ねて、写生を…

結果

先月搬入した作品の結果通知が来ました。 残念ながら選外となりました。 とのハンコが押されていました。 。。。 及ばずでした。無謀なチャレンジ、狭き門・・とわかってはいたけど でもやはり がっかり していまいました。友人が「がっかり」することは大切…

妖怪 猫又

市の商工会が主催で、毎年「妖怪祭り」が行われています。 旧八日市市(ようかいち)にちなんでの妖怪・・。 今は市町村合併で、八日市市自体は無くなってしまったのですが、このイベントは引き続き行われています。数年前は「妖怪会議」も行われ、水木しげ…

搬入修了

50号の公募作品が、完成し、搬入が済みました。 この作品のために約半年間、週末は制作に実家へ通ってきました。 長年のブランク、絵を描くこと、今までの道のり、これからのこと。。いろんな迷いや躊躇もあったけれど、でも、それ以上の、なにかの力に導か…

美工同窓会

私の母校である、美術高校の創立130周年記念同窓会に、行ってきました。 今までの卒業生が一同に集まる同窓会は5年に一度行われていて、もう80代になる卒業生から、去年卒業した後輩まで。 今回は総勢400名ほどの参加だったそうです。親子2代で参加の方も。…

三輪晃久日本画展

市内にある近江商人博物館の一角にある展示スペースでは年に一回、現在活躍中の日本画家の展覧会が開かれます。 昨年は、私の高校の日本画の先生だった方の展覧会でした。 今回は、風景画のポスターを見て、ちょうど風景の部分を四苦八苦しながら描いていた…

The NIHONGA-伝統と創造-

学生時代にの同級生で画家の友人が参加しているグループ展 大学の時の1人の先生と、その教え子で現在活躍中の作家が中心。DMより抜粋 「過去にとらわれない」「流行に迷わされない」 古今東西の美術を検証し現代に生きる人間として世界性のある日本画を考え…

今描いている50号の搬入が近づいてきました。 描ける日はあと数日を残すのみ。仕上げにかかっています。 そして今日、注文していた額が届きました。 50号の定型ではないので、変形の額が必要になります。そうなると規制の額なら、切って加工してもらわないと…

みみをすます

箔を押した上から、絵の具を何種類も何回も重ねていくうち、こんな感じになってきました。 何度も重ねていくうちに、平面だった画面が、平面ではあるのですが、だんだんと、その世界が 奥行きを持ちはじめる。絵の具と筆と画面の関わり方で、無限のマチエー…

描き込み

しばらく下塗りを続けていて、刷毛や平筆での作業でしたが、そろそろ細部の描き込みにも入りました。 こうして細かい部分を描いてゆき、またその上から全体に色を塗り重ねてゆきます。部分と全体を見ながら。 絵の具も今までは細かい粒子で色を染めるような…

重ねて重ねて・・

絵の具をひたすら重ねてゆく作業を続けています。 平置きにして絵の具を溜まらせながら描いたり、立てて、すこし垂れ流し気味に描いたり、同じ絵の具を、塗り方を変化させたり、溶く濃度を変えたりしながら、何度も重ねてゆきます。そうして数色の色を重ねて…

下塗りと箔

50号の下塗りを先週からしています。下塗りだけの状態って、まるで違う絵のようです。 色味が 好きな画家の秋野不矩さんの色みたい(まったく別物ですが)・・なんて一人で思いながら。 ある程度下塗りしてから、箔を部分的に押すことにしました。 箔は四角…

50号に

行事や役員仕事でなかなか集中して制作できなくて焦っていましたが、 ようやく今週末に50号パネルに紙を張り、下地色を重ね始めています。 50号スクエアサイズは一辺が1m以上になるので、紙のにじみ止めのドーサ引きや、紙の水張りも今までよりかなり時間…

10号作品に

小品の次に同じ構図で10号の大きさ(53cm角)の作品に取り掛かっています。 今回は箔を使い、その上に絵の具を何度も重ねて下地作りをました。箔の上は絵の具が乗りにくいので、そうしてある程度下地ができてから骨描きすることにしました。草稿の線をまず…

小品完成 次へ

ようやく小品(20cm×20cm)が完成しました。 額に入ると、「絵」として収まって、もう手から離れたものになります。はじめのイメージとは描いて行くうちに変わってきたのですが、それで完成させることにしました。同じ構図で次は10号にかかっています。 そ…

箔やさんの箔の見本帳です。いろんな種類のが値段もピンきりでいっぱいあります。小品と平行して、10号(53cm角)にも取り掛かることにしました。小品は日本画の絵の具だけで仕上げることにして、10号のほうは 下地に箔を使うことにしました。箔は 金箔 …

本画制作

小品の本画制作、ようやく日本画の絵の具を使って描くところまできました。写真の絵は絵の具8色ほどをそれぞれ5,6回ずつ程塗り重ねた状態です。かなり薄く溶いて使っているので、全体にまだ淡いです。 これから、今使っている粒子の細かい泥絵の具とは違う…

本画

ようやく本画にかかることができました。草稿をトレースして写したも線の上を 墨で面相筆という細い筆を使って線描きをしてゆきます。絵が小さいので、細かいところは かなり細い線になるので、息を殺しての集中作業です。 小さい画面でも結構時間がかかって…

パネル貼り

よくやく草稿が完成したので、いよいよ本画にかかりました。 まずすることは、本画の紙を木でできたパネルに貼ります。洋画でいうキャンバスを作るのです。 日本画は、だいたいが雲肌麻紙(くもはだまし)という紙に描きます。これは昔ながらの和紙で、とて…

草稿

公募展の作品の前に 同じ構図で小品を制作することにし,先日からその草稿にかかっています。小さくても,まずちゃんとした作品を完成させることが ブランクの長かった私には必要だと感じたからです。草稿は作品の下絵となるもの。草稿で 本画の一番始めに描…

下絵

日本画は、まずはスケッチから、ということを前に書きましたが、スケッチから作る小下絵、小下絵とスケッチから作る実物大の草稿までが本画に入るまでの準備工程なのですが、それに制作時間全体の半分くらいはかかるでしょうか。学生の時、その下準備が不十…

岩絵の具 泥絵具

日本画の絵の具は、独特です。今は便利に加工されたものも出回っているようですが 基本的には、鉱物などから作った、粒子の絵の具を、溶かした膠(にかわ)に混ぜて画面に接着します。絵の具自体は、さらさらの粉状や、(岩絵の具)乾いた泥の欠片(泥絵具)で…

日本画 再開

この風景を背景に今20数年ぶりに 日本画を描きはじめようとしています。 ただ 再開する とりあえず 何か描いてみる・・・というのでは 起動力に欠ける。 止まっていたものを動き出させるには、かなりのパワーが必要だから。そこで、ある公募展に目標をきめ…

 動物を描く 竹内浩一の日本画入門

動物を描く―竹内浩一の日本画入門 (NHK趣味悠々)作者: 日本放送協会,日本放送出版協会出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2009/08メディア: ムック クリック: 26回この商品を含むブログ (2件) を見るこの番組を知ってたなら 絶対録画してたのに。知らなかった…