第22回臥龍桜日本画大賞展


臥龍日本画大賞展は高山市が主催する 日本画の登竜門的な公募展です。
『既成の分野 会派の枠を超え未来を担う真摯で想像力のある作家の発掘、日本画の新たな可能性の開拓を目指す』ことを掲げられている。
写真は今年の大賞作品です。

私は20回に初応募し落選してしまいましたが 来年は再チャレンジしようと 開催されている展覧会を見てきました。
有名な大きな日本画の展覧会より ずっと心に迫ってくるものがありました。

この大賞作品も 画像で見てはいたのですが 実物はほんとうに素晴らしかったです。
それ以外の作品も どれもそれぞれの気迫とエネルギーに満ちていて 圧倒されました。
こんな激戦の公募に よくいきなり応募したなあ と あらためて思いましたが
でも それに挑戦できたことは とてもよかったと確信しました。

会場で熱心にみていると 美術館の館長さんが声かけてくださって 作品についていろいろお話してくださいました。そして 会場にいらしていた審査員の先生に紹介していただき お話を伺うことができました。
美大を卒業してから こうして直接画家の先生に絵についてのお話をお聞きするのは 初めてで とても緊張しそして感激でした。
ゆっくり時間をとって とても丁寧に熱心にいろいろなお話をしてくださいました。この公募の作品についてから、審査の時のお話 そして描くことについて 絵の構図など具体的なことも 紙に図を描きながら 説明してくださいました。
お話を聞きながら 私の中で深く沈んでいた想いに光が当たり 揺さぶられ、再び動き始めたのが感じられました。絵を描くこととは そういうことだった!
そうか ここに進むべき道がある。。。

そして 早速その瞬間から 来年の作品に向けて 動き出すことにしました。