島田ゆか&ユリア・ヴォリ絵本原画展 -バムとケロ、ぶた(SIKA)の世界-

バムとケロの絵本は大好きで あの細かい絵には ほんとに 親子で楽しませてもらっていたので
この展覧会は 是非とも観たかったのです。
 今まで出版されてた絵本の原画がほとんど来ていたとおもう。

感激の対面でした。で まず 驚いたのが 原画の小さいこと。あれほどまでに細かく描きこまれて
いるので かなり おおきな原画だと思っていたら 絵本とほとんど変らないくらいかも。
一枚一枚 顔をくっつけるようにして 長い時間かけて観ていったので 気がつけばかなり長居していました。

うれしかったのは いつも登場するマトリョーシカの現物や ミニカー。
また、キャラクター発案の元になった落書きなどが展示されていて
ああ、これか。。と

 使われている絵筆。 原画をじっと見ても筆跡がほとんど
わからないくらいで かなり細い筆を 一作品に十数本消耗されるとか。。。納得でした。 

絵本が出来上がるまでの 過程やインタビューのビデオも とてもよかった。

もう1人のユリアさんの作品は知らなかったのですが 島田さんとはまた違った魅力で
生き生きと楽しい絵でした。バイタリティがあり 絵本についての語られていた言葉は
私にとって 啓示のように 心に響くものがありました。

絵本の世界は素晴らしいです。その現場に近づけたようで とても楽しめました。