小学校運動会


長かった猛暑もようやく終息した、秋晴れの気持ちのよい日
我が家にとっては小学校最後の運動会でした。
上の子から数えて11年目となる今回。
この小学校の運動会は、みな家族総出で大きなシートを広げて朝から観覧する家がほとんどです。親たちは数日前からお弁当の買出しをはじめ、前日は夜から仕込み。気合の入った一大イベントなのです。大家族、兄弟が多い家が多く、また親や祖父母も幼馴染や親類が多く、それぞれの家族間の行き来もあり、にぎやかで和やかな観覧席です。

気がつけば、同世代の親の姿も少しずつ減り、若い父母の姿も多くなりました。11年の歳月が過ぎても、和やかな観覧席の様子は健在です。木陰の観覧席は見晴らしもよく、ほどよく風が吹き抜けて、心地よい場所です。ビール片手に語り合うじいちゃんたち、シートに寝かせてもらってる赤ちゃん、
群れになって走り回る幼児たち。。あだなで呼び合うとうちゃん達。。。

最初の頃は、連れてきていて、まだ手のかかる幼児だった次男が、最高学年として、この運動会に参加していることに あらためて、月日の流れを感じました。

高学年は会場の係り、それぞれの組の団長、副団長などもあり、競技の合間にも忙しそうでした。
みな幼なかった頃から知っている子供対たちが、すっかり大人びて、下の子たちをひっぱってゆく姿が頼もしかったです。
低学年の子達のあどけなくかわいらしい姿を見ると、あんなんだったのにね。。としみじみ思いました。

それぞれ、全力を出し切って、熱戦だった競技。最後の得点発表の時
惜しくも敗れた組、優勝だった組の6年生の女の子たちは、みな泣いていました。きっとそれぞれに、素晴らしい想い出になることでしょう。

晴れ渡る秋空の下、ゆっくりと楽しんで よき1日が終わりました。