永戸花代遺作展

2010年8月19日〜24日
京都四条 嶋屋画廊(075−211-1023)

美術高校時代の同級生だった花代さん。
水彩、油彩、パッチワーク、人形・・いろいろな作品を制作し、
絵画教室もされて、活躍中だった。
パッチワーク作品はクロワッサンの黄金の針で受賞されていた。
まだまだこれから、という時に、急な病で3年前に亡くなられたのでした。

高校時代の友人と共に、訪ねました。

独特の色使い、彼女の世界が広がっていた。色に、形に、込められたメッセージ。もう声をきくことはできないけれど、そこから言葉を越えた生きた言葉で語りかけられているように感じました。

会場にお母様がおられて、少しお話をきいた。
最後に「生きてね。そして、描いてね。」
うまく言葉がみつからずに、握手した手をぎゅっと、握り返すしかできなかった。

はい。わたしは 生きて、描きます。
そうすることが、その返事になれるように。