日本画 再開


この風景を背景に

今20数年ぶりに 日本画を描きはじめようとしています。
ただ 再開する とりあえず 何か描いてみる・・・というのでは 起動力に欠ける。
止まっていたものを動き出させるには、かなりのパワーが必要だから。

そこで、ある公募展に目標をきめてそれにトライすることにしました

日本画 というと、日本の絵画なのですが、案外日本人に知られていません。
実は私も高校で美術のコースを選ぶ時に、西洋画 日本画 と絵画には2種類コースがあり、西洋画は、油絵で、
本や美術館で目にしたことはあって、なんとなくは知っていたのですが、日本画ってどういうものか、ほとんど知らずに、選んでしまったのでした。私が高校で習った日本画は古典的な方法で、まずは運筆、模写などをしました。
それからは まずスケッチ、写生。これが何よりも基本。

学生の時 まず何をするかといえばスケッチから。テーマ、例えば風景、人物、動物など 決められて
まずは写生に出かけます。写生を描きためてから どんな絵にするか 考えて決めてゆくのです。
そこで構図を考えて、小さな下絵を作り、また必要な部分を写生。それができてから、本画の大きさの
下絵、草稿を作ります。。。 なかなか 下準備が大変。

今回は描きたい構図が初めの段階でほぼ決まっていたので、下絵をまず描いて、それで写生にかかりました。
ちょうど今の季節の風景 と人物の組み合わせです。

仕事も行ってるので 限られた時間しかできませんが、あいた時間見つけてこまめに通って描いています。
場所は家からすぐなので、犬の散歩に行き、しばらく描いています。

もう少し写生に通い描きこんでから、草稿にかかる予定です。