絵本ライブ 川端 誠

図書館ボランティア講座の第2回目に行ってきました。
今回は絵本作家で「絵本の開き読みの世界」として全国で
講演活動をされている川端誠氏が講師です。
講座といっても、まずは絵本を楽しんでもらおう、という趣旨で、子供たちにされているように、何冊もの絵本を楽しく開き読みしてくださいました。
講演というのはまず、そのご本人に直接出会える、ということ。
当たり前だけど、その人のたくさんの本を読んでいたとしても、やっぱり本人の近くで生の話が聞けるということに意味がある。本人にしかできない、その時にしか聞けない話が聞けたりするのも魅力だけど、
それ以前にその人そのものに出会えて伝わるものが大きいと思う。何度も大笑いさせてもらいながらとっても楽しい時間でした。最近は落語絵本やだじゃれ絵本が多いみたいだけど、前に取り上げたデビュー作の「鳥の島」の深み、
それがどの絵本にも隠されているんだと感じました。あんなふうに楽しく読めるなんていいなあ。足元にもおよばないし、真似できるものではないけど、受け取ったものは確かにあって、少しでもどこかに生かせたらいいなあと思った。

読んでもらった本の一部

りんごです

りんごです

バナナです

バナナです

このシリーズはとても単純だし小さな子どもにとても人気
でも実は、人間を描いたものでもある、ということでした。
なすの与太郎―野菜忍列伝〈其の3〉 (野菜忍列伝 其の 3)

なすの与太郎―野菜忍列伝〈其の3〉 (野菜忍列伝 其の 3)

 
落語絵本 十三 ひとめあがり

落語絵本 十三 ひとめあがり

落語絵本さすがご本人が読むとあっというまに引き込まれてすっかり入り込んで楽しめました。面白かった!