若冲ワンダーランド

http://www.art-inn.jp/tenrankai/002064.html
MIHOミュージアム で開催中の「若冲ワンダーランド」展に行ってきました。
若冲は、近年注目度の高い江戸中期の画家で、この前の京都国立博物館での展覧会はものすごい人だったそう。
学生の頃からいろいろな展覧会で何度か観てきましたが、
今回は新しく発見された「象と鯨図屏風」をポスターで見て、
初公開の実物を是非観たいと思っていました。

MIHOミュージアムへ行くのは2回目ですが、やはり圧倒されます。

ほんとに大規模な施設です。隅々まで行き届いた手入れの庭、磨きこまれた大きなトンネル。
そこを抜けて桃源郷へ入る、イメージだそうです。

展覧会は、ゆったりとスペースがとってあり、一点一点ゆっくりと観ることができました。
今まで見たことのある展覧会とはまた違ったセレクトで、
素朴で漫画チックでもある水墨画などが多くあり、面白かった。
色彩豪華な細密画も魅力的だけど、水墨画の生き生きとした線で描かれた世界もまた良い!
目的の「象と鯨図」は予想以上にすばらしかった。しばし見入ってしまいました。
こんな大作が今まで知られていなかったとは。観ることができてラッキーでした。