川下り


和歌山県にある古座川で川下りをしてきました。
ここは全国でも珍しい、カヌータクシーがあり、古座駅前でカヌーを借り、タクシーでカヌーと共に川の上流まで運んでもらえるのです。古座川はそれはそれは豊かで美しい川で、ところどころ瀬はあるけど、カヌー初心者でも河口まで下ることができるとか。
我が家は、琵琶湖でのカヌー経験は何度かありますが、川下りは初体験。流れの強弱、岩や瀬のある川をかなりの距離、果たして無事ゴールの河口までたどり着けるやろか。。。
カヌー庫で説明を聞きながら、だんだん緊張してきてしまいました。タクシーで上流へ向かう途中、運転手さんは川を指して、「初心者の人は何人もあそこの瀬でひっくりかえってたわなあ」
スタート地点にカヌーと共に降ろされて、もう行くしかないです。夫婦ニ人乗り、子供二人乗り、の2艇で出発。
ひっくり返ったって大丈夫!と覚悟して。
川はとても澄んでいて、魚(たぶん鮎)がいっぱい跳ねてます。川岸の森にはカワセミがいる。しばらく下るとちょっと余裕が出てきて回りの景色を楽しみながら。でも、時々岩が隠れていたり、流れが集まって渦巻いていたり。その都度せっせと漕いでなんとか通過。途中の砂浜で2回ほど休憩しながら、快調に進みました。問題の瀬も、ドバッと水をかぶったけど、沈することなく無事通過。後半は流れもゆるく川幅も広く、ゆっくりのんびり漕いで無事ゴール!約三時間ほどの川下り終了。
なんや、心配するほどではなかったなあ。で、段々物足りなくなって、もっと激しい瀬に行ってみたくなる心境もちょっとわかったような。。
我が家の後続で出発した一家は「沈してしまいましたぁ」とのこと。でもきっとそれもいい思い出になるんやろな、と思います。

泳ぐ二男
沈せずとも全身ずぶぬれで、泳ぐには寒い天気だったので(二男はそれでも平気で川に飛び込んでたけど)近くの温泉に直行、心地よい疲れで、河原のテントでみな早々と爆睡でした。