紙芝居

図書館のボランティア講座「紙芝居の演じ方 選び方」
に行きました。滋賀県紙芝居研究会の方が講師で、実演を交えて、紙芝居についての講義です。
絵本の読み語りはしていますが、紙芝居はまだやったことがなく、いつかできたらいいなあ、と思っていました。以前ベテランの方が幼稚園で紙芝居をされたのを見ましたが、子供たちは、もう釘付けで、ほんとに楽しそうに、その世界に引き込まれていました。

紙芝居は、「芝居」であり、読む人である演じ手、そして複数の観客があって。はじめて成り立つものです。
そこが絵本とまったく異なる、と強調されていました。
紙芝居 という物語を、演じ手が媒体となって、複数の観客と一緒に、共感する。その場その場で、完成するもの。そこに紙芝居の魅力があるのでしょうね。
私が以前見た幼稚園での光景はまさにそれだったのです。
なかなか、ちょっとできるものではないなあ、と改めて思いました。紙芝居もいろいろな形があり、外国でも注目されているとか。まだ、絵本に比べて、一段低く見られるイメージがあるようですが、紙芝居、これからが楽しみです。