サントリーミュージアム ポスター天国


http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html#scean
この美術館で最後の展覧会です。16年の歴史の最後に、原点に戻って、『ポスター』 を取り上げたとか。
華々しく開館し、数々の展覧会が開催されてきた。
その過去の展覧会のポスターがエントランスを飾っています。

でも閉館を控えた今、広い受付前の行列を制する仕切りには、
 人影はなく がらんとしていました。

パリの、ポスターの草創期からの作品は貴重なものも多く、見ごたえがありました。
有名な画家たちの 作品の数々に ひとしきり見入ってしまいました。
各国のその時代の特徴を現す作品もたくさんあり、
時代に沿って展示されていて、その流れを感じながら見て行けました。


途中 ひろい空間にソファが置かれ、一面ガラスの窓からは港の景色が一望できました。
ここからの景色ももう見られなくなってしまうのかな。。



一つの時代の終わり。


そう思って見ると、斬新だった建物も とても寂しい廃墟のように見えてしまうのでした。