魔女と森の友達
- 作者: 湯本香樹実,ささめやゆき
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 単行本
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6年生と2年生にこの本を読みました。
森に住む魔女は、魔法の鏡からの言葉に耳を貸さず、果ては冷たい言葉をぶつけて、鏡を失ってしまいます。
失ってはじめて気がつく鏡の存在。魔法までも使えなくなってしまい、すべてをあきらめて閉じこもってしまう魔女。
あるきっかけで、魔女はそこから、立ち直ってゆく。
図書館で数冊選んできた中から、6年生の次男に「この中でどれがいいとおもう?」
ときいてみて、これを選んでくれたのでした。
低学年にはお話のテンポのよさや、どうなるどうなる?と どきどきわくわく、そして ええっという驚きのある展開・・なストーリーを探すのですが、6年生には、お話からしみじみなにか読み取ってほしいなという思い
があり(しっかりと聞いてくれるんで)そういうのを探していました。
でも、2年生でも、思った以上にみんなひきこまれていたようです。
大切な存在のありがたさに気がつかず、結果、大切なものを失ってしまう。そうなってはじめて、そのことに気がつけるのです。
そこから立ち直るのに必要なことは・・。
何度も読み返していくうち、この物語の深さにひきこまれていきました。
調べてみると、作者は「夏の庭」の人。
- 作者: 湯本香樹実
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/03/01
- メディア: 文庫
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