スイミー

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

このお話は教科書にも出てきます。子供の音読の宿題で何度も聞かされたので、何年も前だけど、言葉が耳に残っています。

小さくて真っ赤なお魚の兄弟たちのなかで一匹だけ黒い姿のスイミー。泳ぐのは誰よりも速かった。
スイミーは一匹だけ生き残る孤独な日々を送るけれど、だからこそ海の美しさを知る。そして、その恵まれた類まれな才能で、か弱い多勢の仲間を救う方法を発見するのです。

レオ・レオ二の作品は、希少であるがゆえに孤独な日々を送る、きっと世界中のあちこちに散らばっている
そういう存在に、その才能の素晴らしさを伝え、励ましてくれるのです。
・・・なんてことまで考えなくても、子供達はお話の面白さにひきこまれて、笑顔で聞き入ってくれます。
まだ教科書でこのお話には出会っていない、1年生の子供達に読みました。「おもしろかった〜〜」
と叫んでくれました。