魔女ひとり

魔女ひとり (魔女のえほん)

魔女ひとり (魔女のえほん)

「まじょが ひとりで おかのうえ からっぽおなべの ふた とった」
繊細でちょっとダークな色合いの絵。テンポよいリズムでの語り。魔女の不気味なお友達から、いろんな怪しげな材料をもらって、ぶきみなシチューでパーティーがはじまります・・・。

1年生に読みました。子供達はちょっと怖いお話が大好き。表紙絵を見たとたん「うわあ、それおもしろそう〜!早く読んで〜!」といきまり興味津々。絵を見つめる目も真剣。お話が進むにつれて、ちょっと怖がりながらもわくわく楽しんでくれていました。ラストのページは、いきなりお話からこちらへ語りかけられる、ふいをついた展開なのですが、ここがこの本の面白さ。一瞬し〜んと静まった教室。うまくその感じが伝わったかな?

この絵本、読み聞かせ紹介の本に推薦されていて、実際手にとって読んでみたときは、そんなにいいかなあ?と思っていたのですが、今日の反応を見ていて、やっぱりこれはお勧めだ!と思いました。