三びきのかわいいオオカミ

3びきのかわいいオオカミ

3びきのかわいいオオカミ

1年生と2年生に読みました。
有名な三匹のこぶた ではなく、これは、かわいくて気弱なオオカミが主人公で、その家を壊しにやってくるのは、悪い大ブタ。
絵本をぱっと見た子供達は「このお話知ってる〜」と言いかけて、「え、ちがうやん 逆や〜 !!」
がんがん家を壊しにやってくる悪いブタ、容赦なく何度もやってくるのですが、結局、その悪に壊されなかったのは、強固な家ではなく、美しい花でいっぱいの家・・・。

そんなちょっと教訓めいたストーリーではあるけど、子供達は単純にお話を楽しんで、最後の、めでたしめでたし、のところでは、ほんとうに 嬉しそうな顔でいてくれました。そういう笑顔に出会えると、やっぱり絵本の読み語りは、ずっと続けていきたいなあ、とあらためて思うのです。