箔やさんの箔の見本帳です。いろんな種類のが値段もピンきりでいっぱいあります。

小品と平行して、10号(53cm角)にも取り掛かることにしました。小品は日本画の絵の具だけで仕上げることにして、10号のほうは 下地に箔を使うことにしました。箔は 金箔 とかの 箔です。
箔は金属を薄く薄くしたもので、扱いがちょっと難しいです。学生の時に一応習って、やったのですが
もう随分前。そこで現役画家の友人に、箔扱いを教えてもらいに行ってきました。実際やって見せてもらい、私も教えてもらいながらやってきました。そうそうそうやるんだった・・と記憶をたどりながら。箔はものすごく薄いのでそのまま掴むことはできないので、一枚づつ、他の紙に密着させて、それごと紙の上に持っていって、貼ります。息を止めてやらないと鼻息やため息で吹き飛んでしまいます。指がちょっとあたっただけでもすぐ破れたり皺がよったり。何枚かするうちに、ちょっとコツがつかめてきました。
でもものすごく緊張して力はいってやってたので、すごく疲れた・・・。でも絵画より工芸的な作業なので、またそれも楽しかった。他に、紙の加工も教わってきました。日本画教室の先生もしている友人なので、とてもわかりやすく丁寧に指導してもらい、勉強になりました。ありがたいことです。