きつねのテスト

きつねのテスト

きつねのテスト

絵とタイトルに惹かれて借りました。こういう展開、好きです。女の子が歩いていると
「きつねのテスト」 という看板があり、中ではきつねがお待ちかね。なんとなく、宮澤賢治のような、安房直子のような雰囲気ではじまり、でも、ええ、そう来るか、というところへ・・。でもこのお話、なんだか私はとても気に入ってしまいました。かなりへんてこな展開なのだけど、主人公の女の子はいたって真剣に取り組んでゆくのです。いいなあこういうの。

今年はじめての読み語りは1年生。このお話、どう感じてくれるかな・と反応を見ながら。
きつねテストの2択の場面になると、そこはさすが1年生、口々に自分の選んだほうを叫んでくれます。(高学年になるとそうはならないですね)主人公の女の子と一緒になって真剣です。
でも意外な展開に「えええ?なんでなん!?」ちょっと納得がいかないようでしたが、楽しんでもらえたかなあ?