便り


師走に入って、喪中はがきが届くようになりました。家も今年はそうなのですが、自分たちの親世代が亡くなったという知らせが一気に増えたように思います。

そんな中、小学校の恩師からも喪中葉書がきていました。その先生は私が小学校5,6年の時の担任の先生で
当時はまだ20代の若い女の先生でした。卒業後、何年かして同級生とお宅にお邪魔したこともありました。

その後は年賀状のやりとりだけでしたが、簡単ではあるけど近況をお伝えし、またそれに暖かなメッセージを返してくださっていました。数年前には、一度私の展覧会にも来てくださったこともありました。
ずっと教師を続けてこられ、何年か前に退職されました

先生のお宅も喪中、ご両親だろうか、と読んでみると、亡き妻。。とご主人のみの差出人になっていたのです。
まだ50代だったかと思います。詳しいことは何もわかりませんが、しばらく信じられなくて、立ちつくしてしまいました。

小学生の頃はやせっぽちで引っ込み思案で、身体も弱かった私が、逞しく(?)成長し、自分の道を歩んでいることを
とても喜んでくださっていました。これからも近況をお伝えし、またどこかでお会いできると、当たり前のように思っていたのですが・・数年前にお会いしてお話できたのが最後となってしまいました。

そのうちに、とか いつか とか思っている間に、どんどん時間が過ぎて、必ずやってくる終わりの時間。
日々、大切にしなくては。。