アレクサンダとぜんまいねずみ

レオ・レオニの本は何冊か読み語りで取り上げていますが、これははじめて。
家ネズミのアレクサンダはおもちゃのぜんまいねすみと仲良くなりますが、おもちゃねずみが家の人にかわいがられているのを見て、羨ましく思います。そこで。。。
 
レオレオニの話はちょっと説教臭いかな、と感じてしまうこともあるのですが、子供たちはすうっと話に入ってきてくれます。やはりさすがだなあと思いました。2年生に読みましたが、ついお隣の子にちょっかいを出したり立ち歩いたりするやんちゃな子も、じっと見入っていたし、前でかぶりつきで聞いてくれてる子は、その表情から、すっかりねずみの世界に入り込んでいるのがひしひしと感じられました。そうして子供たちの集中が高くなってくると、読み手もつい力がはいってしまいますが、そうなりすぎないように気をつけて・・と考えつつ、でも一緒に楽しめました。これもやはり絵本の力なのでしょう。