ゼラルダと人喰い鬼

ゼラルダと人喰い鬼 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

ゼラルダと人喰い鬼 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

子供をさらっては食べているという人喰い鬼。表紙には血のついたナイフを持ち、檻からは子供の手が・・。
この作者の有名な「すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ

すてきな三にんぐみ

と同じく、悪者は意外な展開で変わってゆきます。
料理上手なゼラルダのとびきりおいしいメニューを幸運にも食べさせてもらえた人喰い鬼は、おかげで人喰い鬼ではなくなることができるのです。

3年生に読みました。インパクトあるスタートにどんな展開が待っているのか、子どもたちは興味津津。ゼラルダが人喰い鬼に食べられそうになると心配そうに見守り、おいしいメニューが登場するところではほっとしてにっこりしてくれていました。やはりおいしいものには救われる!
「バペットの晩餐会」
を思い出しました。