こまった鳥の木

こまった鳥の木

こまった鳥の木

けがをした渡り鳥を、サリーと名づけて介抱し、自分の友達として家でかわいがっていたハリー。ある日外にサリーの仲間の群れが旅立たずにずっと待っているのを見つけます。ハリーは「ぼくの友達は渡さない!」と宣言しますが・・・。
ハリーと渡り鳥の群れとの我慢比べに、聞いている子どもたちは息をのんで見守ります。特に低学年の子供たちは自分がサリーになりきっているのが感じられて、読む私も一緒に引き込まれていきました。