新緑が日増しに濃くなってゆく中、真っ白なウツギの花が満開です。
この花はみんな下向きに咲き、花ごとぽとりと落ちてきます。
道に白く星のように浮かび上がる落花を見つけて、
はじめてこの花が咲いていたことに気がつくのです。
見上げれば頭上に、おびただしいほどの真っ白な花 花 花・・。
それが流れ星みたいに、時間差で、す〜っといくつもいくつも、落ちてきます。
まだまだ蕾もたくさんついているので、この花の流れ星は数日は続きそうです。
次々といろんな花が咲き、だんだん季節は進んでゆきます。
 
同じ頃咲いている花たちです。

花は微笑んでいる、と何かの本で読んで、なるほど、
とその時から花の魅力の理由がわかった気がしました。
山笑う、という表現があるけど、花微笑む。昔から、
花が大好き、ってこともなかったけど、年々、やっぱり花はいいなあ、
と思うようになってきました。
見れば見るほど、あまりにも完璧で。