きみはポラリス 三浦しをん

きみはポラリス

きみはポラリス

恋愛短編集。
初恋 禁忌 純愛 結婚 信仰 偏愛 同性愛・・

三浦しをんの描く様々な恋の形は、それぞれにまったく異なる世界が広がる。

それぞれの登場人物の中に、他の長編に出てきてた、誰かを思い起こすものもあった。
「わたし達がしたこと」の二人は長編の『光』の二人を。

物語の中心には描かれていないけれど、その蔭で深い印象を残すように描かれた恋も。
「永遠に完成しない二通の手紙」これは『まほろ駅前多田便利軒』の。。?

ペーパークラフト」は、『私が語り始めた彼は』

三浦しをんは、タイトルもいい。

それぞれに、切り取られた輝く欠片。
でもやはり長編でじっくり読んでみたいです。