今日もていねいに

今日もていねいに。

今日もていねいに。

暮しの手帖の編集者でもあり、古書店のオーナーでもある作者。
「よく働き、よく暮らすための実用集」と帯にあります。
作者自身の経験から生まれた知恵なので、説得力がある。
「ていねいに生きる」これは簡単そうで実に難しいことかもしれません。
ほっておいたら人間、勝手にらくちんで雑なほうへすぐ行ってしまう。(私です)
耳が痛いなあ、という項目もたくさんあって、ひやっと汗をかきつつ
ああ、ほんとうにそうだ、と、大切なものが何なのか、あらためて教えてもらいました。
それにしても、なかなか人間ができてないとこうはいかないよなあ、まだまだ、、、
と思いつつ作者の年齢をみたら、なんと同い年ではないか。
読んだ感じで、もっともっと人生の先輩の言葉かと思ってたのでした。
確かに、ちょっと、何かを変えるだけで、ぐっと変化することってあると思う。
なかなか実行できなくても、ほんの少しでも、心の隅に、この本からもらった言葉を
大切に生かしておきたいな。