チョコレートコスモス

チョコレートコスモス

チョコレートコスモス

恩田陸はずっと読んでみたいと思っていたけど、今までは短編を少し読んだだけでした。
なんの前知識もなく、読み始めたらすうっと引きこまれてていった。タイトルの意味は最後までわからないまま、ほんとに最後に登場する「チョコレートコスモス」演劇、舞台の話。
演劇なんてずいぶんの間、係わりなく過ごしてきたけど、子どものころ連れて行ってもらった劇団四季
学生の頃見に行った夢の遊眠社のことをはるか記憶の底から思い出しました。
演劇にはすごい世界があるのだけど、観に行かなければ、そんな世界があることも忘れて過ごしている。
まったく忘れていた世界を思い出させてくれるのも読書の喜び!